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2011年5月13日に書いたこと。

2016.08.13
  • 年代別人生表          
 
業務
 
年代     
大山食品(株)
食酢、こんにゃく、
農産加工品の製造と販売
(有)アヤサマー
農産物の生産
 
八町坂
食堂、宿の運営
豆腐、濁酒の製造
と販売
大山憲一郎
 AB型 
国富町在住
妻一人、娘5人
昭和5年(1930年) 大山清創業
(玄米酢)
     
昭和30年(1955年) こんにゃく製造開始      
昭和42年(1967年)       生まれる(1月1日)
昭和47年(1972年) 大山食品(株)設立      
昭和48年(1973年) 綾町に工場移転     6
昭和55年(1980年) JAS認定工場になる      
昭和58年(1983年) 大山寿一社長就任     15才
平成2年(1990年)       東京農大醸造学科卒業と同時に、西ドイツにてワイン醸造研修(1年間)
平成3年(1991年)       大山食品入社
24才
平成7年(1995年)       結婚(28才)
平成12年(2000年)   4/19設立   33
平成13年(2001年) 農産加工製造開始      
平成14年(2002年) 中小企業創造活動促進法に認定 通信販売開始    
平成14年(2002年) 大山哲郎社長就任      
平成15年(2003年) 有機JAS認定工場になる      
平成16年(2004年)   米作り開始   大山食品退職(37才)
米作り酒造りの修行へ
平成18年(2006年) 大山憲一郎
社長就任
    大山食品へ復職
(39才)
平成19年(2007年) 宮崎の頑張る中小企業表彰受ける 農作物生産開始 3月
国富町がどぶろく特区の認定を受ける
12月8日仮オープン
認定農業者になる
畑5反取得
平成20年(2008年) ISO9001の導入
 
 
  7月豆腐製造開始
8月8日本オープン
8月21日
どぶろく免許取得
9月どぶろく醸造開始
田2反取得
平成21年(2009年) アメーバ経営の導入
第1回黒酢まつり
 
 
鶏を飼う 田2反取得
42才
平成22年(2010年) 80周年
ヤマダイロゴを初代のロゴに戻す
通販開始
10周年 やぎを飼う 畑2反取得
田1反取得
43才
平成23年(2011年) デザインのオールリニューアル 農業法人化
 
経営革新認定
塩づくり開始
3周年を機に「ほけだけパークハウス」へ
田2反取得
44才
 
平成42年(2030年) 100周年 30周年   63才
平成52年(2040年)   40周年   73才

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

  • どぶろく特区について

2003年11月に設けられた、地域経済の活性化を狙った、構造改革特区。市町村が、国に申請する特区で、①自分でお米を作ること(農業者であること)と、②自分で、どぶろくを提供する施設(民宿や食堂など)を営業していることの2つの特区要件がある。特区に認定され、税務署より、どぶろくの醸造免許(正確には、その他の雑酒の製造免許)を取得すると、通常の酒類製造免許では、最低醸造量が年間6kL(6000L:一升瓶で3326本)と決められているが、その制限は受けない。現在80~100件くらいの認定者がいると言われている。
 

  • お酢と、日本酒と、どぶろくの製造方法と、その関連性

簡単に言うと、お米を麹菌で、糖化したものが、「あまざけ」です。それをさらに、酵母菌にてアルコール発酵したものが、「どぶろく」です。そして、どぶろくをろ過したものが「日本酒」です。「お酢」は、どぶろくまたは、日本酒を、酢酸菌にて、酢酸発酵したものです。
よって、
「あまざけ」は、お米のでんぷんを、麹菌により糖化した、甘い液体(一種類の微生物が関与)
「どぶろく」は、あまざけの糖分を、酵母菌によって、アルコール発酵させた、どろどろとしたアルコール飲料
(二種類の微生物が関与)
「日本酒」は、どぶろく状のアルコール飲料を、ろ紙などで、きれいにろ過した透明なアルコール飲料
(二種類の微生物が関与)
「お酢」:アルコールを、酢酸菌にて、酢酸を発生させた、基礎調味料(三種類の微生物が関与)
ということができます。
 
酒蔵が、お酢屋さんになる例は、ミツカン酢をはじめ、昔からあったという話しを聞きます。その逆は、おそらく無いのではないかと思います。昭和28年の酒税法がスタートして以降、新規での清酒の免許は出ていないといわれています。
 

  • 本当に美味しいお酢は?

日本酒の酒粕から造る、酒かす酢が、お寿司用のお酢として、美味しいと感じてきました。
まろやかで、コクもあって、それでいて、さっぱりと爽やかで、軽やかで。
南九州は、焼酎文化圏ということもあって、10年くらい前から、良質の酒かすが手に入りづらくなってきています。
将来的には、お米をつくって、そのお米で、日本酒を醸造して、その酒かすから、酒かす酢を造るのが夢です。
 

  • アメーバ経営の概念と、簡単な説明

簡単に言うと、組織を「アメーバ」と呼ばれる小集団に分けて独立採算することで、現場の社員ひとりひとりが採算を考え、自主的に経営に参加する「全員参加経営」を実現するということになります。
 
稲盛さんの著書『アメーバ経営』によると、アメーバ経営の目的が3つ書かれてあります。
・第一の目的 市場に直結した部門別採算制度の確立
・第二の目的 経営者意識を持つ人材の育成
・第三の目的 全員参加経営の実現
 
「JALの役員らは八百屋でも経営できないだろう」それはさながら人間失格ならぬ、「会社失格」宣告だった。3月17日、稲盛氏がJAL会長就任後初の会見で語った言葉だ。
 「毎日 赤字を出しているのに、責任体制が明確になっていない。大学の経営工学のことは理解していても、商売人という感覚を持つ人があまりにも少ない。朝から市場 へ行って、いくらで売って、夕方に余ったものをどうするか、という八百屋のおばちゃんでも持っている感覚がない」話しぶりは柔らかだか、中身は 痛烈だ。隣に座った生え抜きの大西賢社長の顔はこわばったままだった。同日夜、内閣特別顧問でもある稲盛氏は束京・赤坂の日本料理店で鳩山由紀 夫首相や菅直人財務相らと会食した。関係者によると、その席でもJAL執行部について次のように話したという。「国内、国際線の路線別の採算、 月々の損益が届くのに2ヵ月はかかる。こんなに時間がかかったら、経営判断が瞬時にできない」ライバルの全日空(ANA)では、伊東信一郎社長 のもとに翌日に路線別収入が届けられているという。稲盛氏といえば、社内を少人数のチームに分けて収益や生産性を競わせる「アメーバ経営」で知られるが、会見でJALにアメーバ経営を導入するかを問われると、こう苦笑した。「まず、どの企業でもやっているような、当たり前に採算をとる やり方をやってみる。アメーバ経営のような高度な経営手法を適用するのは、あと2、3年は無理だろう」                     週刊朝日 2010年3月9日 号から一部を転載