綾の大自然
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伝統の技術

自然と共生する
有機農業の町「綾」。

九州中央山地国定公園の中にあり、日本最大規模の照葉樹林を有する「綾」は、総面積の約80%を森林が占める緑深い地域です。大自然との共生を目指した綾町憲章「自然生態系を生かし育てる町にしよう」を掲げた町づくりが認められ、ユネスコエコパークに登録されました。
そして、自然の摂理を尊重した農業の推進のため「自然生態系農業の推進に関する条例」を全国で初めて制定、町ぐるみで 30 年近くもの時間をかけ有機農法の土づくりを行い、今や全国に「有機農業発祥の町」として知られるようになりました。

照葉樹林の深い森で
研ぎ澄まされた「綾の天然水」。

このように、自然と共生し有機農業が発展した綾町に自然豊かな恵みをもたらしているのが、綾川湧水群を含む周辺一帯から流れる「綾の天然水」です。広大な照葉樹林が、雨を枯葉地層でろ過し美しい湧水を育みます。
また綾は昔からきわめて水の利のよい場所とされ、古くから水を活かした地域づくりや水質保全活動が行われる「水の郷」と呼ばれ、「名水百選」にも選ばれています。

綾町とともに歩む、
更なるものづくりへ。

大山食品はもともと綾町の隣、国富町に工場がありましたが、新たな工場用地を探していた際、綾町の豊富な地下水量と、その地下水の性質が発酵・醸造・食品製造に向いていたことに着目し、1973年に綾町へ工場を移転しました。
当時の綾町は夜逃げの町と言う枕詞がつく厳しい状況でしたが、当時の町⻑が「山を守り」「本物の農業をやっていく」「水を守る」などを掲げ、力強い町づくりを行っている最中であり、大山食品の理念とも共通していることから、無農薬・無化学肥料の原料を使ったお酢造りにも取り組み始めています。

技の伝統のもと
綾の悠久の時を感じて。

「うちのお酢は代々、酢杜氏によって引き継がれてきたものです」現在の大山社⻑で 4 代目になる大山食品は、1930年創業当時から変わらぬ製法を貫いています。
綾の天然水を仕込みから割水まですべてに使用。有機 JAS 認定の無農薬・合鴨農法の玄米と黑麹を、野外の巨大な和甕に入れるだけのシンプルな「古式醸造法*」。
南国の太陽に照らされながら、春と秋に仕込み、甕の中で6 ヵ月発酵させ、さらにタンクに移してから最低 6 ヵ月熟成させていくー。
*綾の有機黒玄米酢 プレミアム、綾の有機黒玄米酢
1 万 3 千年前から続く照葉樹林生態系の恵みを受け、代々伝わる醸造技術により 1 年かけ造られる黑酢は、まさに綾の自然が紡ぐ「時の力」が産み出した、自然との共生を目指す綾町を象徴した商品です。