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2015年5月9日に書いた「僕の夢」

2016.08.13

僕の夢
大山食品株式会社
代表取締役 大山憲一郎
 
僕の夢は、僕達の作る食べ物で、宮崎の人、九州の人、日本の人、世界の人が、健康に幸せに暮らせるようになることです。
その為に、次のような具体的な夢を持っています。

  • 日本人の誇る基礎調味料である「さ・し・す・せ・そ」を原料から無農薬無化学肥料で栽培して、昔ながらの古式製法で作る。
  • 塩を昔ながらの製法での自然海塩を造る。
  • 日本酒を原料米から栽培した純米酒を造る。

※さ:さけ・みりん、し:塩、す:酢、せ:醤油、そ:味噌
 
人間は食べたもののおばけです。食べたものの結果が身体であり、その身体が健全で健康であることが幸せの第一歩です。そう考えると、これからの日本は、体の動く人は、動く限りなるだけ自給自足的な生活に立ち戻り、なるだけ自分の暮らす地域でとれた食べものを食べ、旬なもの、農薬や化学肥料を使わないものを食べることが理想です。それには、一番良いのは、自分で小さな畑などで(プランターでもいいので)、自分の手でつくることが大切だと思います。世の中がどのように変わろうと、米(玄米)と、塩(自然海塩)と野菜と、さ・し・す・せ・そと、海や川の近くの人は魚、山の近くの人は肉(とり、いのしし、しかなど)、そして、成人に人は、百薬の長(酒)があれば、十分、健康で幸せな人生を歩むことができると思います。
 
もう一つ、今回の人生でやってみたい、チャレンジしたいことがあります。それは、酒、酢、醤油、味噌などをつくってくれる主人公である微生物の無限の可能性を、もっと追求して探求していくことです。具体的には、微生物の持つポテンシャルを使って、農機具やトラクター・オートバイ・車・スポーツカーなどのメーカーを立ち上げることです。
微生物の有益な活動は、一般的に発酵とよばれ、ゆっくりと進むのが普通で、そのエネルギーの一つ一つは小さなものですが、そのエネルギーを何らかの仕組みで、つみかさねていく、又は、大きくしていくことができれば、動力源にもなりうると思います。
微生物の発酵エネルギーで動くトラクターで畑を耕し、農作物をつくり、その原料を使って、発酵を中心とした食べものをつくる。
 
そして、もう一つの夢は、循環をとりもどすという夢です。こちらも具体的には、人間の排泄物である便や尿は、微生物にとっては大切な食べもので、微生物により分解されて完熟させることで堆肥になり、畑にかえしてやることで昔では、循環させていましたが、現代は、水洗トイレ等の普及により、表向きは、分解されきれいになり川に流されています。
 
この大きくわけると3つの、全て微生物の活動で全てを循環させること、そしてそのことで全てがまわっていき、多くの人が幸せになること、そういう世界を夢見て、一つ一つ実現させていきたいと思っています。
人生の時間は限られています。僕は今、48才です。あと半分の50年を、この3つの夢の実現に全力で取り組んで行きます。そして2050年~2065年までには、たくさんの人が病気(身体や精神)から、開放され、幸せに、助け合いのある、気持ち良く暮らしていける世界が広がっていく、そんなイメージが実現していくと想っています。
そして、この世からあの世へ旅立つ日に、ほんとうに良い人生だったという想いと、かかわった方々への感謝の気持ちを胸にあの世へ旅立ちたいと思います。
 
微生物が大好きで、微生物に活動が大好きな、僕の今生のやくわりは、その微生物の声を聴き、微生物の活躍を手助けすることではないかと、微生物に関わる中で、その想いは強くなってきています。
 
微生物さん ありがとう。
微生物さん ばんざい!
No ファーメンテーション No Life!
 
微生物と共に、人類は生まれました。
これからも微生物と共に、行きてゆきます。
 
微生物さん お助けいただきまして、ありがとうございます。
 
 
2015年5月9日 初夏の日に