簡単なプロフィール その3
2008.11.03
大学をなんとか卒業し、その前に、就職活動をした。人並みに。
まだ、バブルはじける前のいい時代で、一人でいくつも内定をもらっている仲間が多い中、どうしても海外で働きたかった。
国内なら、3つの会社だったいいと、電話したが、どこも、青田刈りですでに今年は決定済みとのことで、国内の選択肢は無くなった。
なぜか忘れたけど、その3つとは、「三和酒造」「パタゴニア」「名前忘れたが外資系の証券会社あっソロモンブラザースだ」
気持ち新たに、すぐに外国(ほんと何処でもよかった)に行かせてくれそうな会社を手当たり次第に受けるが、英語も堪能でもなく、第2外国語もなんだったか忘れるくらいの男にすぐに、海外に行かせるような会社はなかなか見つからなかった。
そんななか、いろいろな方面に網をかけていた一つ。
親父系の網に、ひっかかったと連絡が入った。
もう海外で働けるのであれば、何でもよかった。何処でもよかった。
北極でも南極でも。いや本気で。
そして、そこが、当時西ドイツで、ワイン農家と知り、ああそうか。
それは、よかった。くらいにしか思わなかった。
とにかく、海外ならなんでも、どこでもよかったのだから。